至福のとき

 少し前になりますが所属する山岳会の納山祭に参加した時の話です。
骨折する2日前のことですね。

 納山祭とは、山の忘年会です!山納めです。

 今年の夏、3年間思い続けてきた沢登りの世界に足を踏み入れ、7本の沢を登りました。
緊張しながらも全く知らない山岳会にいきなりメールを出し、返事が来るまで数時間おきにメールボックスを開くという不安な日々を過ごしたのが、まるで何年も前のことのように感じます。
 それほどこの4ヶ月間でギュッと濃縮された時間を過ごせた気がします。
入って良かった、この会でよかった。と心底思います。


 さてそんな個人的感傷はさておき、参加してきた納山祭の様子です。

 朝から時間が空いている私達は、先発部隊として10時に集合です。

 流れとしましては…
食料&酒の買出し→現地へ→薪集め→場所決め→火起こし&料理準備
 てな具合です。

 そうです!この忘年会、でやるのです!燃え盛る炎です!すげぇ!ヾ(≧∇≦*)

 もう買出しからしてテンション上がりまくりです!私、無類の外飲み好きですから!
そして30人分の食料と酒をガッサガサとカートに放り込んでいく気持ちよさといったらもう!
あっという間に買い物かご山盛りが5つ…。運ぶだけで骨が折れます。
…ま、二日後ほんとに骨が折れるんですが。

 
 途中、焚き火の火の粉で燃えてもいい安い作業着をコーナンで購入し、いざ現地へ!

 場所は奈良県吉野郡川上村の瀬戸の集落あたりです。

 バイザー残念
 空がキレイ
 行きの車窓から。空と紅葉がキレイです。

 丸太積み
 さて薪集め。薪というよりも丸太…。
 途中の山道に捨ててある(捨ててあるんかな?もしかしたら…)丸太をこれでもかとトラックの荷台に積んでいきます。
え??こんなん燃えるんですか?っていうくらいの大きい丸太(しかも直前までの雨で濡れてる…)までお構いなしに荷台へ。

 そして場所選びです。おおよその場所は決めてあるんですが、最終決定は現地に行って様子を見て決めるみたいです。
 ポイントとしましては、まぁ大前提としまして川辺ですわな、沢登りの会ですから。
次に30人という大人数が寛げるくらいの広さのある平坦なところ(大きな岩がゴロゴロしてるのは好ましくない)、そして舞い上がる火の粉が燃え移らないように木々が頭上まで生い茂ってないこと、その川辺まで下りていくのが容易であること。
 これがなかなか見つからず、結局去年と同じ場所(らしい)に決めました。
 
 林道から木々をかきわけ、川原へ荷物を降ろしていきます。

 丸太落とし
 先ほど集めた丸太は豪快にも上から投げ落としていきます!
バッキバキと音をたて2mはゆうにあろうかという丸太が転がっていきます。
そうやんな、よう考えたら大の男2人でやっと持ち上がる丸太を抱えて山道なんか下りられへんわな…。しんどいし。投げ落とした方がはるかに楽やな。なんか妙に納得。

 丸太投げ落とすの気持ちよかった~(*^▽^*)

 そして私達、若者男子2人(といっても2人とも30代前半…)は体力の要る小枝広いへと向かいます。
女性チームは調理、年配男性チームは火起こしとテント設営、と役割分担です。
 私達の枝集めはさすがに若者担当だけあって、そりゃもう体力の要る仕事でした。
川原とは反対方向の山の斜面に上り、小枝を集めてまた下に落とします。小枝といっても私の上腕くらいの太さと長ければ4mくらいはある(小枝じゃない…?)んで大変です。
 やっとOKがでた時にはもう一山登ってきたくらいヘトヘト…、骨の折れる作業です。
 ま、2日後にホンマに骨折れるんですが…。  もえっか(´ー`;)

 ヘッドランプ、シュラフ、防寒着、ナイフ、コッヘル、デジカメと装備を整え川原へ下りた頃にはもう日は沈みかけ、本日のメインディッシュの2種類の大鍋が準備完了し、焚き火が燃え盛り始め、後発の諸先輩方は続々と到着し始めていました。

 川の水で冷やしておいた缶ビールで乾杯~!!

 いや、もううまいっすね!!最高っすね!!気持ちいいっすね!!外飲みバンザイ!(≧∇≦)/
気張って担いできた5kgのベーコン塊も大人気でほっと一安心です。

 鍋、ビール、ベーコン、ビール、鍋、日本酒、ベーコン、日本酒、さきいか、ウィスキー…。
事前に飲んでおいた2本の“ウコンの力”の許容量をはるかに超えた私は、いったん23時頃撃沈。そして2時頃また復活…!

 田中邦衛??
 炎がよく似合う我らが代表。
 
 炎を囲む
 
 火の粉
 炎の前で飲むお酒はほんとうに美味しいんですよ。

 炎が肴になる、言葉はなくてもいい。

 みんなしばらくぼうっと炎を眺め、寛いでいます。

 
   目の前にはまるで生きているかのようにうねる炎。
   頭上の開けた空間には大小様々な輝きを放つ無数の星々。
   見渡せば心まで吸い込まれそうなほどの深い深い黒の闇。
   傍らにその控えめだが芯のある流音だけで私達に存在を主張し続ける
   清流…。
 
 
 他に何がいるというのでしょう。

 その時間と空間の素晴らしさは筆舌に尽くし難いものがありました…。



 そして皆それぞれに、唄を歌い、武勇伝を語り、絵を描き、酒を喰らい、夜が明けていくのでした…。



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