お知らせだよ

 ブログの更新がしばし滞っていまして、申し訳ございません。

 何故かと言いますと。

 


 私、酒井は昨日沢登り中に足を滑らせ骨折してしまいました。


 その時の状況説明を少し。
 
 

 緩やかな斜面で左足を滑らせ、目の前の木の幹で右足のすねを強く打ちつけてしまいました。すぐに折れたとわかりました。

 怪我直後  怪我直後2
 事故直後の右足です。

 右足首上の骨折なのですが、全く身動きがとれませんでした。立ち上がると、ブラブラする右足首の中で離れた骨がゴリゴリ擦れる感覚がわかり、その度に激痛が走り、もうどうすることもできませんでした。
 
 いわゆる要救助者です。
 
 しかしながら沢という特殊な場所なので、普通の人間が立ち入れるところではありません。消防の方ですら下りてくるのは困難でしょう。
 かといって、身動きのとれない私にはどうすることもできませんでした。

 幸い、携帯の電波が通じる場所だったのでとりあえず119番。
もしかして、と思っていたらやっぱり。そう、ヘリです。オレンジです。レスキューです。
 
 骨折から1時間半後、上空に轟音が鳴り響き2人のレスキュー隊員の方がヘリから懸垂下降で下りてきました。
激痛と寒さに耐える1時間半はほんとに長かったです。

 途中救急車のサイレンとヘリのローター音の幻聴が何度も聞こえました。その度に同行者に聞くのですが、返ってくる答えは「何も聞こえない」ばかり。
 
 楽観視していた自分の置かれた状況が段々と不安になり、あと何時間この激痛に耐えなければならないのか、本当に救助は来るのか、同行者に申し訳ない、ばかりが頭に浮かびました。
 

 幻聴ではなく、本物の、バリバリという轟音とローターからの下降気流で乱舞する枯れ葉、そしてヘリの機体が見えた時は心底安心しました。


 そして思いました、“助かった…”と。


ヘリ  レスキュー降下
 不謹慎ながら、めったにない経験故、カメラに収めたヘリ(小さいですが)と、下降中のレスキュー隊員。
  
 
 そこからは皆さんもご存知、あのテレビでよく見る救助場面そのままです。ヘリでピックアップできる場所まで右足を固定し、レスキューの方の肩を借り、やっとのことで10mほど進み、上空が開けた場所へ。
 バスケット状の救命具に包みこまれ、カラビナで連結され、ワイヤーでピックアップされました。
ヘリの真下の風は想像以上で、何かにつかまらなければ体が飛ばされそうなほど。

 ヘリはグングン高度を上げ、眼下に広がる山々はあっという間に宝塚の街並みへと変わりました。

 
 そして武庫川下流の河川敷で待機している救急車にバトンタッチです。

 群がるギャラリーを尻目に救急車は宝塚市立病院へ。

 ウェアを切り、右足の診察が始まりました。これがまた痛い。先生が足首をグリグリ動かすんですから。
そしてレントゲンで骨を確認して少し驚きました。バラバラです。

 処置直後
 処置直後


    診断結果:右脛骨遠位端骨折、右腓骨遠位端骨折、脛骨は粉砕


 全治早くて2ヶ月らしいです。

 家の近くの病院での手術の方が便利がいいでしょうということで、その日はとりあえず帰宅。


 そんな感じが当日(7日、月曜日)の状況でした。

 

 ところがここからが激痛に耐える本番だったのです。
次の日朝一で行った佐野記念病院で、なんと、手術は1週間後宣言…。
え??足このままほったらかし?

    
    はい、その通り。


 昨日、一昨日と家で夜を過ごしましたが、激痛で夜も眠れません。痛み止めのロルカム、さらに痛みがひどい時の座薬(名前忘れました)を処方してもらいましたが、まったく効く気配なし。
夜毎疼き、熱を持ち、ビリビリと痺れる右足が疎ましく思えてきます。
昨夜はひどく、右足を要らないと思えるほどの激痛でした…。

 ああ…こんなのが15日の手術日まで毎晩続くのかと思うと気が遠くなります。
暇だからといって調子に乗って借りてきたDVD10本、まだ1本も観れてません。痛すぎて。



 だがしかし、酒井もスタッフとお客様に迷惑をかけている以上、ただ休んでいるわけにはいきません。
その間にブログを書きまくり、皆様の暇つぶしに少しでも貢献したいと思っております。
復帰後、さらにおいしいお酒を紹介できるようにウィスキーの勉強もしておきます。
もっと素晴らしいクライミングパフォーマンスを発揮できるように上半身を鍛えまくっておきます。
二度と同じ過ちを犯さないよう、反省しまくります。



 なにより今回の事故で迷惑をかけた様々な方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 救助を要請してくれた同行者のTさん、とんでもないところに出動されたレスキューの方々、病院関係の方々、山岳会の方々、自分の家族、そしてロボのお客様、一番の迷惑であろうロボスタッフの二人…。

 本当に申し訳ございませんでした。

 必ずや近いうちにパワーアップして復活します。その時はどうかよろしくお願いします。
 

 そして励まし、お叱り、冷やかし…(笑)、等メールをくださった方、ありがとうございます。非常に励みになり、嬉しかったです。本当にありがとうございます。
 
 所属する山岳会の方々にもお叱りを受けました。反面温かい言葉もいただきました。
山男、山女達の厳しさと優しさを実感できました。

 自分が様々な方達に支えられ生きていることに感謝の気持ちでいっぱいです。

 そしてもう一度。酒井の留守を快く預かってくれているスタッフの二人、青木と加藤、ほんとうにゴメンナサイ。ありがとう。




最後に、今回の事故は己の慢心が引き起こしたものです。山に責任はございません。
皆様、必要以上には山を恐がらないでくださいね。

 

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comment

大丈夫ですか?
気を抜いてなくても、山道はこわいですもんね。
私も初心者コースでも、下りはいまだに怖いです。
まだまだいたいと思いますが、耐えてくださいv-209
今まで働いて来た分の休養だと思って、ゆっくり休んでください。
焼きそば大盛り出前します(笑)
  • 2009-12-09│11:20 |
  • りえてぃ URL│
  • [edit]
りえてぃさんへ
 ありがとうございます。脳ミソは大丈夫なんでブログでしゃべりまくります!
心配をおかけしまして、申し訳ないです…。

やきそば大盛り、牛乳付きでお願いします~!骨ホネのためにねv-415

  • 2009-12-09│15:09 |
  • 1lobo URL│
  • [edit]

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