いつか行ってみたい場所 【cinema.10】

 こんばんは。

 子供の頃大好きだった胡桃パン。

 最近久し振りに食べてもやっぱり好きだった酒井です。

 子供の頃好きな食べ物って、大人になったらそんなに…ってのが多いんですが。

 昔のイメージで未だに実家の母が帰省するたびに振る舞ってくれる…というありがちパターンにおちいることもなく。
 俺今はそんなに好きじゃないねんけど…と言い出せずに渋々たいらげるというしょんぼりなパターンも踏襲せずに。

 胡桃パンはあの時のままだった。

 なんだか嬉しい♪

 昔よく連れて行かれた“神戸屋レストラン”で胡桃パンばっかりおかわりしてたなぁ…。


 さてさて、本日は一昨日に観てきました映画のご紹介。

 これ。

 20110901:ヒマラヤ 運命の山

 『ヒマラヤ 運命の山』

 1970年、若き登山家メスナー兄弟はヒマラヤ山脈のナンガ・パルバット(標高8125m)への初登頂を果たす。
しかし登頂成功から1週間後、キャンプ地に戻ってきたのは兄ラインホルトだけで弟ギュンターの姿はなかった。
下山途中の兄弟に起こった悲劇がドイツの国中を騒がすスキャンダルへと発展していく。
 
 ナンガ・パルバット初登頂者をめぐる裁判のためこれまで語られていなかった事実を、メスナー本人の協力により映画化。

 というお話。

 いきなりの余談なんですが、私は前人未到にこだわる気持ちがよくわかりません。

 いや、想像では“わかる”のですが、そこからリアルに自分の感情として変換できない…。

 誰が登っていようが登ってなかろうが、ナンガ・パルバットはナンガ・パルバット。山はいつでもそこにあります。
 誰かが登ってしまった後はそこはナンガ・パルバットではなくなってしまったり、その姿を変えてしまうなんてことはありません。

 ですが、登山家として名を成すには“未踏峰初登頂”という称号は必要不可欠なものなのでしょうか。
地上8000mの高みへ辿り着けるだけでも充分凄いと思うんですが…。

 
 そして映画に登場する彼らもまた未踏峰にこだわるわけです。

 ナンガ・パルバット、ルパール壁。その高さなんと、4500m!わお!

 その壁だけで富士山より高いんですって。わお!

 そこへ登場人物達は挑んでいくのです。


 そして不信感、ライバル意識、自分への過信…。
といった様々な感情が絡み合い、誰が悪いわけでもなく、少しづつ悲劇へ向かっていってしまうんです。

 
 劇中のラインホルトのセリフにありました。

 「ナンガ・パルバートは唯の山だ。そこへ感情を持ち込むのは人間だ。」

 まさにその通り。嫉妬心、功名心、競争心、冒険心、好奇心。感情を持ち込むのは人間。

 そういった人間の感情が事故を招くのですね。弟ギュンターが雪崩に巻き込まれ死亡してしまうのです。

 下山後に裁判沙汰にまで…。

 あ~あ。

 
 そして、最後に“2005年弟ギュンターの遺体発見”という文字がスクリーンに浮かび上がった瞬間、涙がボタボタ出てきました。

 なんででしょう?あ~良かった~みたいなホッとする気持ちになって泣いてまいました。

 35年もの間、厳寒の世界で静かに眠っていたのです。やっと見つけてもらったんやね。

 下山後に弟の捜索の為に何度もナンガ・パルバットに足を踏み入れていた、兄ラインホルトはその知らせを聞いた時はどんな気持ちだったのでしょう。

 命を託しあったザイルパートナーである弟に35年ぶりに会えた気持ちは?

 エンドロールの間中それを想像していました。

 
 ちなみに、弟ギュンターの遺体発見場所により、裁判でのラインホルトの主張が正しかったことも裏付けられたワケです。

 
 帰り道チャリンコをこぎながら、私は山へ感情を持っていくと言うよりも、心を空にし、あるがままに身を委ね、山と同化できるような登り方が出来ればいいなと思うのでありました。



 おまけ。邦題も原題の「NANGA PARBAT」のままの方がよかったんじゃない!?


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