大峰/旭ノ川・不動木屋谷

 こんにちは。

 只今午前3時半。そろそろ眠気に襲われまくりの酒井です。

 この後商品の発注もしなくてはいけない酒井でもあります。ねむた~…。

 さて、少し前の話になりますが6月26日に行ってきました、沢登りのお話。

 久し振りですね、山話。

 金剛山や六甲山はたまに行っていましたが、沢登りは骨折後初となります。そです。半年以上振り!
 
 足のほうは、「もう骨は今からどうにかなることはないでしょう。」とセンセエからお墨付きをいただいたので、とうとう復帰です。まだ痛みはあるんですけどね。
でも長かった~。どれだけ待ちわびたか…(涙)

 しかしその復帰戦も楽しんで終わりというわけにはいきませんでした…。

 場所は大峰、旭ノ川の不動木屋谷。

 奥吉野発電所下の駐車スペースで前夜泊です。梅雨時期だけあって雨足が強く、止む気配がない…。
みなさん明日はないかのような飲みっぷり。

 つられてけっこう飲んでしまった私は祈りながら眠るのでした。

 雨、マシになってますように!

 …で翌朝。う~~ん。心なしか雨はマシになっているような、いないような。

 不動小屋谷:道路冠水

 とりあえず様子を見に林道を進みます。数日続いている雨の影響で林道も水浸し。釈迦ヶ岳登山口への分岐地点を下の方へ入ってすぐの開けた場所に駐車。
すでに先客の車が停まっていましたが車内に気配はなし。釣り屋さんかな??

 不動小屋谷:朝ごはん

 まあ朝ごはんでも食べながら検討しましょうかということで、味噌汁におにぎりを投入してかきこむ。
少し酒が残る体に味噌汁がしみわたります。うめぇ~。

 結局とりあえず入ってみて、無理そうなら引き返すことに。
やたっ!!ここまで来て何もせずに帰るのも悔しいモンね♪

 不動小屋谷:奇木

 三又の銛のような奇木にバイバイして出発。

 不動小屋谷:入渓地点

 林道先の橋の脇から入渓。

 不動小屋谷:水量多い

 おおう、やっぱり水量多いな。力強い流音が辺り一面を覆っています。

 不動小屋谷:知らない花

 これなんて花やろ??

 そしてさっきから足を踏み出す度に川底で散らばっていく黒い物体が。

 不動小屋谷:おたまじゃくし

 …オタマジャクシちゃんでした~。

 不動小屋谷:山椒魚?

 山椒魚??も発見♪

 不動小屋谷:見えてきた不動滝

 先へ進むと。

 お、なんか向こうに大きそうな滝が見えるぞ。

 不動小屋谷:近付く不動滝

 おお、結構デカイ。

 不動小屋谷:

 おおおお、でけえ!!

 でかさにも増して水量が多い!!
 近くに寄ると風圧と水飛沫が凄い。

 一瞬どうやってこの滝を突破するのかと思いましたが、よく見るとあの向こう側(滝の右岸)のルンゼが行けそうな気がします。

 正解。みなさんそのルンゼを目指し、でっかい釜をへつるというには腰まで水に浸かりながら渡っていきます。
 
 不動小屋谷:釜を渡る

 不動小屋谷:釜の水量が多い

 不動小屋谷:釜へつる

 うひゃ~、つつつつつめたい…。

 ブルブル震えながらやっとルンゼ下へ。

 不動小屋谷:不動滝向こう側到着

 しばらく反対側から見る不動滝を眺めて(帰ってから他の方の記録を確認すると、釜がもっと小さいのでこの日はやはり結構水量が多かったみたいです。)からルンゼを登っていきます。

 …と次第に斜面が立ってくる。

 山肌も草付きと小岩のミックス。もろく、カラカラと小石が足元から落ちます。

 そしてふと登ってきた斜面を見返すと、お決まりのように恐怖心が体を支配し始め、とたんに足がすくみだします。

 動けない。登れない斜面ではないと思うのだが、体が動こうとしない。

 先に登っていた先輩は難なくクリアし、上で待っています。

 でももう落ちた時のことしか頭に浮かんできません。

 
 …とうとうザイルを出してもらい、自分のハーネスに繋ぐ。

 するとどうでしょう。体は素直に反応し、確保されていると分かると腹が立つくらいに落ち着いてきます。
どんどん足が前に出る。

 結局登ってみるというほど苦労せずにクリア。チキンな自分に嫌気がさしました。

 そしてホッとしかけたその瞬間。

 コンッコンッ…と音が。

 ふっと下を見ると自分の足元の直径30cmくらいの円盤状の岩が2つ、跳ねながら斜面を落ちていくではないですか。

 跳ねる度に速度が増していきます…。

 「ラーーク、ラーーーーーーーーク!!!!…」

 先輩の声が響き、自分は固まってしまって声すらでない。

 私の後ろにつけていたHさんが斜面にへばりつく様に伏せる。

 そこへめがけて岩が落ちていく。

 岩が空気を切り裂いて落ちていく音が聞こえてきたような気がしました。

 1つめはHさんの頭の横20cmくらいをかすめ。

 2つめが伏せた背中に真っ直ぐ向かいリュックに直撃…。

 背筋が凍るという感覚を始めて味わったような気がします。

 Hさんが動き出すまでの数秒間が長く感じました。

 しばらくしてなんとか登れるようでゆっくりと登ってくる。

 しかしリュックに当たった時に右肩にも当たっていたらしく、相当痛そう。

 腕が上がらないらしい。

 肩の具合を確かめるHさんの横で、何も言うことが出来ずにただ呆然とするだけでした。

 それから先のことはあまり覚えていません。

 折れていたらどうしようとか、何故もっと慎重に足を運ばなかったのかとか、後悔と不安がグルグル頭を巡っていました。

 
 …次の日Hさんに電話し肩の様子を伺うと、痛みはあるが普通に動くし腫れもないとのこと。

 打撲で済んだようです。

 良かった…。ほんま良かった、大事に至らなくて。ずっしりと重たい気持ちが少しだけ軽くなりました。

 でも自分の不注意でケガをさせてしまったことに変わりない。

 同じ事を繰り返さないようにと自分の心に言い聞かせるしかありませんでした。

 
 …そんなことから復帰第1本目の沢登りは後悔と反省と自己嫌悪の感だけが残る遡行となりました。



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